ゴミ屋敷

お向かいのゴミ屋敷

もう15年位経つでしょうか。私はシングルですので大阪の実家で息子を育てていました。お向かいさんは里帰り出産でお互い実家暮らしでした。不妊治療の末出来た可愛い可愛い子供が喘息で朝も早くから掃除機の音が聞こえ、窓は全開でした。天気が良ければ毎日布団干しをしていました。「喘息って大変」といい加減に掃除をしている私にとって尊敬に値するお向かいさんでした。
2年後はお子さんの喘息も掃除のお陰か、随分良くなり、布団を干す回数も減り、朝も随分遅い時間に掃除機の音が聞こえるようになりました。何だかお向かいさん、掃除のし過ぎか、グッタリ見えました。
6ヶ月後は外泊などが多くなりました。ご飯を作らないのかお弁当の殻のゴミが玄関に置き去り一個二個三個…といつの間にか玄関埋めました。坂道を転げ落ちる様にゴミ屋敷街道へ猛ダッシュです。回覧板持って行ったら、既に家中ゴミ袋だらけでした。袋をかき分け出てくるから時間がかかるほどでした。
現在は2階の窓からゴミを投げる子供さん、お母さんは殆ど見かけません。敷地内は毎日2階から投げるゴミで山になっています。火事だけが心配ですが、敷地内の為私達は余計な事、ゴミをゴミと判断は出来ないそうです。敷地内の物はお向かいさんの所有物だから勝手に処分も出来ませんでした。